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不況知らずのショッピングカート

10年でトライアルを含め10,000件以上の、主にネットショップ向けシステム提供をし続けてきたワークスペースが、長年の経験から不況時代を生き抜くための方法を伝授します。

ショッピングカートというシステムは、例えば掲示板、各種フォームメール、ブログ等のシステムと大きく異なり、お客様(ホームページへアクセスしたユーザー)が真のお客様(購入)に切り替わる欠かせないシステムです。ショッピングカートを丁寧に扱い、お客様と適切にコミュニケーションを図るような改造ができれば売上も伸びること間違いありません。

画面の変遷数とアクセス解析

クライアント企業から『現在のカートシステムが使い難いので、新たに構築して欲しい』とショッピングカートのご注文を受けるとき、必ず確認する場所があります。それは画面の変遷数(移り変わりの数)です。一般的にショッピングカートは以下の内容で構成されます。

  • ◆ 数量、単価を確認する表
    ※ これをワークスペースではショッピングカートと云います
  • ◆ ご注文をされたお客様の情報を入力していただくフォーム
    ※ ご注文主フォーム等といいます
  • ◆ 商品をお届けするための入力フォーム
  • ◆ お支払い方法を選択するためのフォーム
  • ◆ お届けに関するご指定を頂くためのフォーム
    ※ 配達希望日、配達希望時間帯、のし、メッセージカード等
  • ◆ ご意見やご希望を記載頂くためのフォーム

つまり一連のシステムでも6つの部品に分けることができます。この6つの部品を『何画面(次へ進むボタンのクリック数)』で表現するか?

この、画面変遷数の意思決定こそが重要な鍵となります。

勘違いしていけないのは『変遷数が多ければ一画面に収まるフォームのスクロールが少なくなり見易い』『クリック数が少ないから判り易い』と一概に言えないということです。

「次へ」「次へ」と進むにつれ「一体、何処まで入力すれば注文が完了するのか判らない」カートがあります。あくまで過去の例ですが、有名なAmazonのショッピングカートや Appleのカートは、注文完了後に表示する、いわゆる「サンクス画面」のデザインと、それまでの注文過程のデザインが似ているため一体何処で注文が完了したのか判りにくい時期がありました。これは画面変遷数が多い場合の問題です。

逆に画面変遷数が少ない場合、スクロールが長くなり肝心の『確認画面へ進む』ボタンが見えず、不安を煽り買い物途中で中断してしまう、いわゆる『カゴ落ち』といわれる現象を起こすことがあります。こちらは画面変遷数が少ない場合の問題です。

この問題を解消するにはアクセス解析をショッピングカートの画面変遷ごとに設置する(どの画面へ進んでいることかが把握し易いように工夫する)ことが何より大切です。そして自社のショッピングカートであっても、毎日、できれば朝晩の2回。自分の目で自社のカートを動作確認することが大切です。

「カートは生き物」であることを意識しましょう。

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